どんな言葉ことばが被害者ひがいしゃを傷きずつけてしまうと思おもいますか？

回答かいとう

これらの言葉ことばはすべて相手あいてを傷きずつける可能性かのうせいがあります。

「自分じぶんが被害者ひがいしゃの立場たちばだったら」と想像そうぞうしてみましょう。

解説かいせつ

周囲しゅういの人ひとの言動げんどう

「二次にじ被害ひがい（二次的にじてき被害ひがいともいう）」という言葉ことばを聞きいたことがありますか。
被害者ひがいしゃが受うける犯罪はんざいそのものに起因きいんした被害ひがいを「一次いちじ被害ひがい」といい、一次いちじ被害ひがいに起因きいんする様々さまざまな被害ひがいを「二次にじ被害ひがい」と言いいます。

友ともだちやクラスメイト、知しり合あいの言動げんどう

被害ひがいに遭あったことを被害者ひがいしゃ本人ほんにんや関係者かんけいしゃ以外いがいが広ひろめたり、被害ひがいに遭あったことを仕方しかたがないことのように他人たにんが振ふる舞まうことは『二次にじ被害ひがい』です。
また「かわいそー」とか「頑張がんばってね」等など、本人ほんにんの気持きもちを考かんがえることなく同情どうじょうすること、好奇心こうきしんで「どうして被害ひがいに遭あったの？」と被害者ひがいしゃに聞きくこと、これも『二次じ被害ひがい』を与あたえる行動こうどうです。

ネットやテレビによる二次にじ被害ひがい（二次的にじてき被害ひがい）

ネットやテレビ等などで被害者ひがいしゃ本人ほんにんや関係者かんけいしゃに許ゆるしを得えることなく、名前なまえや仕事しごと等などの個人こじん情報じょうほうが掲載けいさい、放映ほうえいされることも二次にじ被害ひがいです。
被害者ひがいしゃの名前なまえ等などが一般いっぱんの人ひとに知しられてしまうことで、中傷ちゅうしょうを受うけたり、事実じじつと異ことなることが真実しんじつであるように広ひろまってしまう可能性かのうせいがあります。
被害者ひがいしゃは犯罪はんざいの被害ひがいによる心身しんしんへの負担ふたんが大おおきいにもかかわらず、まわりの無責任むせきにんな行動こうどうによって負担ふたんが増ふえてしまいます。そのような空気くうきの中なかで、生いきていかなければいけなくなるのです。

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