第3問
日常生活の変化
家族が被害に遭ったらどうなるとおもいますか?
回答
これらはすべて、犯罪被害によって犯罪被害者等の方がおかれる状況です。
被害に遭ったあとも、日常生活は続きます。
解説
日常生活の変化
犯罪被害に遭うと、普段の生活にどんな影響があると思いますか。
被害に遭うことでいままで当たり前だった毎日を、当たり前に送ることができなくなってしまうことがあります。
家族関係への影響
身体に大きな被害を受けてしまうと入院等の医療を受ける必要があり、被害者の家族も心身への影響を抱えながら様々な手配や手伝い、医療費の支払い等と向き合わなければいけません。
また、もし家族が犯罪被害で亡くなってしまったら、そのことで心にも身体にも大きな影響を受けます。
亡くなった人がいないことを受け入れるのにはとても時間がかかります。「自分がかわりになれれば…」「自分のせいで…」と思ってしまう人も少なくありません。
「自分が我慢すれば」「自分のことで心配をかけられない」と、ものすごく頑張ってしまう人もいます
経済的な影響
両親や保護者等が、被害に遭って働くことが難しくなってしまう場合もあります。
障害が残って会社を辞めざるをえなかったり、会社を休んで給与が減ってしまう等、食費や学費、家賃等の生活費を以前と同じように用意することが難しくなってしまうこともあります。
そのほか、治療のためのお金を用意することができない状況に追い込まれてしまう方もいます。