第2問
犯罪被害の影響(心と身体)
もし自分が犯罪被害者になったらどうなると思いますか?
回答
これらはすべて、犯罪被害によって犯罪被害者等の方がおかれる状況です。
被害者の気持ちに寄り添うようにしましょう。
解説
犯罪被害の影響(心と身体)
犯罪の被害に遭うと、犯罪被害者は心理的、身体的に色々な影響が出て心と身体をコントロールすることが難しくなることがあります。
心への影響
被害に遭うと「学校にいきたくない」「落ち着かない」
「なにもしたくない」「怖くて外に出たくない」「人と話したくない」というような反応が出ることがあります。
身体への影響
「心臓がどきどきする」「眠れない」「おなかがいたい」「だるい」「ご飯がおいしくない」というような反応が出ることがあります。
被害者によって影響の出方はちがいます
心や身体への影響は被害に遭ってすぐに出る人もいれば、数ヶ月、数年後に出る人もいます。また、このような影響がすべての被害者に同じように出るということはなく、被害者によって異なります。
また被害者は自分から「助けてほしい」と言うことが難しくなることもあります。
※被害に遭うことによる心身への影響はひとり一人異なります。すべての人に同じ影響が出るわけではありません。
被害者は悪くありません
「あの子は一人で夜遅くまで出歩いていたから…」「車に気をつけていればよかったね…」等被害に遭った人に原因があったような言葉を耳にしたことはありませんか。
夜一人で歩いていたら被害に遭っても仕方がないのでしょうか…そうではありません。運が悪かったから被害に遭ったわけでもありません。
被害に遭っていい理由は誰も持っていないのです。