わが国が急速なグローバル化(globalization)の中にあることが指摘されてから久しい。グローバル化とは、周知の通り、あらゆることが地球的規模で行なわれ、全世界との関わりを持つ、という現象を指す。後述するように、わが国の社会におけるグローバル化の進行に伴い、「犯罪のグローバル化」や「犯罪被害のグローバル化」も進行している。しかし、この「犯罪のグローバル化」や「犯罪被害のグローバル化」に犯罪被害者支援は対応しておらず、「犯罪被害者支援のグローバル化」は十分に整備されていない。
被害者は、事件直後から数多くの問題に直面します。それらの問題の解決のためには、電話で話を聞いて助言等を行う「電話相談」だけではなく、以下に説明するような「直接的支援(直接支援)」と呼ばれる支援も大きな役割を果たしています。
組織運営委員会では、ネットワーク並びに加盟団体に対する公的・準公的資金による助成の現状と課題を明らかにするため、加盟団体に依頼し、2008年度収支計算書を公益団体方式で調査した。
パネルディスカッションⅡでは、地域社会における犯罪被害者に対する支援のあり方と連携について、様々な立場から発言があった。以下にパネリストの発言要旨を示す。
精神保健福祉センターの数は全国で67か所、その規模については平均職員数17人、業務は保健所と連携した地域の精神保健、および精神障害者の福祉である。