ネットワーク第2期3年計画(国際化への取り組み〜海外諸団体の活動内容の調査と交流)に基づいて、飛鳥井望氏(ネットワーク理事)をリーダーとした調査団(10名)の一員として、2016年2月28日(日)から3月6日(日)までの8日間、イギリス・ドイツで犯罪被害者支援を行っている民間団体及び公共機関を訪問しました。
かねてから、たとえば「犯罪白書」のような統計や数字にあらわれてこない「被害後」のことを社会に伝えなくてはならないと常々思っていたからだ。刑法犯全体含め、少年犯罪は減少傾向にあることはまちがいない。しかし、「被害後」のことはケースによって異なり、とても集計できるようなものではない。
ネットワークは平成10年に設立され支援を行っていますが、まだまだ、支援が知られていないのが現実です。支援について、日本を代表するアナウンサーがコメントした事実は、支援の大きな発展につながると思います。被害者が報道機関に会うことは、非常に困難です。支援する弁護士としてご遺族と報道機関との連絡には丁寧な配慮をしました。
いまなお悪質で危険な交通犯罪による重大事故が相次ぎ、悲惨な被害者が生み出されている現状を前に、被害者・遺族の心情や実態を踏まえつつ、支援の課題をあらためて討議することがねらいだった。
全国被害者支援ネットワークは日本被害者学会、犯罪被害救援基金、警察庁との共催により「全国犯罪被害者支援フォーラム2015」を10月2日(金)午後1時から東京都港区のヤクルトホールで開催しました。第20回目の今フォーラムには秋篠宮同妃両殿下がご臨席になり、全国の被害者支援センター、行政機関、警察などの関係者に一般の方も含め約500人が参加。秋篠宮殿下からおことばを賜りました。