犯罪被害者支援に関わる方々が一堂に会し、日本
被害者学会、犯罪被害救援基金及び警察庁の方々が
全国被害者支援ネットワークと共に主催となり、交
流を深めている「全国犯罪被害者支援フォーラム」は、
今年で23 回目を迎えて開催することができました。
これも、これまでの開催と同様に、被害者支援活動を
支え、協力してこられた皆様方の御支援、御協力によ
るものであり、改めて深く感謝申し上げます。
犯罪被害に遭われた方やご家族等が安心して気持ちを話せたり、聞いてもらえたりする場として「自助グループ」が大きな役割を果たしている。全国の被害者支援センターは、自らの組織の内外で「自助グループ」とかかわりを持ち、支援にも力を注いでいる。とはいえ自助グループの特性や可能性をしっかり踏まえ、的確に対応しているだろうか? 十年一日、惰性やマンネリに陥っていないかどうか。長年、専門家の立場から多くの自助グループとかかわり、被害者支援活動にも尽力しておられる大岡由佳さん(武庫川女子大学准教授)に、自助グループのありようや、支援センターと自助グループの関係、求められる方向などをうかがい、よりよいサポートへの課題を探った
フォーラム2017報告
フォーラム2017報告
今年(平成28年)4月にスタートした第3次犯罪被害者等基本計画で「支援等の体制整備への取組」の新たな充実強化がうたわれているのを受け、今後の被害者支援の方向性や具体的な施策、取組について政府、地方自治体、支援センターからのパネリストが未来志向の議論を行った。