対応する人によって落差が大きいことや、被害者・遺族や支援者が望んでも実現していない問題、さらに関係機関・団体間の連携などの課題も明らかにされ、制度・仕組みと支援者の実践力の両面で一層の充実を目指す必要性が確認されました。
フォーラムから犯罪被害者支援の重要性、必要性を再
認識され、これからの犯罪被害者支援活動がさらに充実されることを願っております。
「犯罪被害者支援における連携のあり方」をテーマに開催しました。参加者は全国から被害者支援センター、行政機関、警察などの関係者、一般参加者ら420人にのぼりました。フォーラムには秋篠宮同妃両殿下が一昨年に続きご臨席され、第2部パネルディスカッション「犯罪被害者支援における連携と今後の展開」をご聴講されました。
被害者の多様な声に即応していくためには、関係諸機関・諸団体との緊密な連携、協力が欠かせなくなってきており、関係諸機関・諸団体の連携を深めることが大きな課題になってきています。そこで本年のフォーラムは、「犯罪被害者支援における連携のあり方」をテーマといたしました。
今回のフォーラムは、新たに創設された犯罪被害者支援表彰制度の第1 回表彰式を含む開会セレモニーと、「子どもの犯罪被害とその支援」を共通テーマにしたパネルディスカッションⅠ、Ⅱの3 部構成。