今回のフォーラムは、新たに創設された犯罪被害者支援表彰制度の第1 回表彰式を含む開会セレモニーと、「子どもの犯罪被害とその支援」を共通テーマにしたパネルディスカッションⅠ、Ⅱの3 部構成。
子どもの犯罪被害とその支援」をテーマに全国犯罪被害者支援フォーラム2012が開催されました。本年は、子供の犯罪被害について、とりわけ、親と子の立場の違いと、子供の性犯罪被害とその支援に焦点を当てたプログラムが組まれました。
裁判員裁判とは、殺人罪、傷害致死罪、強姦致死傷罪などの重大犯罪について、裁判官3 人のほかに一般の方から事件毎に選ばれた裁判員6 人が刑事裁判の審理に参加して、有罪か無罪か、有罪の場合にはどのような刑罰にするかを決める裁判制度のことです。
これからは今迄の経験と実績を礎にしてさらに組織を充実させ、加盟団体が隅々までいきわたる支援行動を出来る種々の制度を確立し、広く社会全体に認知されるように努力すべきです。そのためには、ネットワークと加盟団体が何処に何を求めるのか、何をすべきかを定め、一丸となり活動しなければなりません。
ネットワーク及びセンターも自らの力で財政基盤を確立し、責任ある組織運営を図ることが求められています。 ネットワークは、被害者支援民間団体への期待、社会の変化、前述の厳しい財政等の現状や課題を踏まえ、今後の方向性として「第₂ 期3 年計画」を策定し、各センターとの信頼に基づく強い連携関係を構築しながら推進することとしました。